2012年9月10日月曜日

3DプリンターThing-O-MaticにAluminum Build Surfaceを取り付ける

うちのThing-O-Maticは、Heated Build Platform仕様で使っていたのですが、標準のHeater Board上にアルミテープを貼り付け、その上にカプトンテープを貼る使い方では、印刷物を剥がす際にカプトンテープが剥がれるのはいいとしてもアルミテープが剥がれてきて使い勝手が悪く、温度分布もマチマチのようで成形の歩留まりが良くないので、Aluminum Build Surface化したいと思いながら早半年・・・。

CupcakeCNCの時は、Build Surfaceのサイズが100mmX100mmだったので、東急ハンズで汎用の1000mmX100mmのアルミ板を購入してきて穴あけ&皿面取りして取付出来したのですが、Thing-O-Maticは120mmX120mmなので特注するか大き目の板を購入して加工する必要が有るのでメンドクサイなと。特注すると単品輸入しても微妙なところ???

makerbot Industriesに注文したい部品がある程度まとまったので個人輸入に合わせ、Thing-O-Matic用のAluminum Build Surfaceも注文しました。


Aluminum Build Surface for Thing-O-Matic 一式

皿ネジ加工されたアルミプレートに、ヘックス頭の皿ネジ、熱伝導用シリコングリス


Heater Boardにシリコングリスを均一に塗り広げる。グリスの伸びが悪いんで、ちょっとシリコンオイルを混ぜて塗り広げやすくしました。


Heater BoardにAluminum Build Surfaceを取付、カプトンテープを貼り付け。
事前にAluminum Build Surfaceの中心にポンチで印を付け原点キャリブレーションがやりやすいようにしました。また、カプトンテープは食いつきを良くするために紙ヤスリで表面を荒らしてアルコールで脱脂。


快適に整形できるようになったので、かなりの量を成形しましたが、連続整形するとプラットフォームの温度が上がりすぎるのか?時々成形物とプラットフォームの接触面が熱ダレして失敗する事がありましたが、成形間隔を開ければ問題が出ないので、ツールヘッドに小型のDCファンを取り付ければいいかもしれない?

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