2013年5月22日水曜日

3DプリンターThing-O-Matic + ReplicatorG 0040の使い方

Thing-O-Maticも、その元になったCupcakeCNCもとっくの昔に廃盤になってしまっていますが、再設定するときに忘れていると面倒なのでメモ。
ま、オープンハードウェアなのでやる気があれば同様のモノを作ることが可能かもしれませんが、今や後継のReplicator2の以外にもRepRapをはじめ同様の方式の3Dプリンターは把握出来ないぐらい複数存在する状態だったり。ま、Thing-O-Maticによく似た3Dプリンターもあるみたいだけど?

CupcakeCNCをメインに使用していた頃は、Skeinforgeの設定を変えて少しでも良いプリント結果になるように、他の方の情報を参考にしたり、一通りのパラメーターを見直してはプリントしてを繰り返してノウハウを蓄積する必要が有りましたが、Thing-O-MaticとReplicatorG4.0の組合せがメインになってからは樹脂の積層密度と、Raftを使うかどうかぐらいを選択する程度で、特にいじらなくてもそれなりのプリント結果が得られるようになって、かなり敷居は下がっている感じ?

Replicator2あたりだともっと楽に良いプリント結果を得られるようですが???

うちのThing-O-Maticは、ヒートビルドプラットフォームの付いた、MK6の3mmフィラメント仕様なのでMachine Typeはこれを選択しています。とっとと1.75mmフィラメントに移行したいのですが、昔購入したフィラメントが1巻きちょい残ってるので、貧乏性。


使い始めるのに必要なZ軸のゼロ点学習。学習値は3Dプリンターのマザーボードに記憶されるようです。
樹脂の押し出しノズルをピッタリとプラットフォームに着けた状態から学習を始めるとプリントの際に干渉したり、樹脂が押し出せずステッピングモーターの脱調音が鳴り響き一層目が貼りつかず失敗する事になるので若干浮かせた所から始めた方が良さそうでした。(MAKERBOTの公式動画を見ると、ノズルとプラットホームの間にコピー用紙を挟んでスルスルぐらいのクリアランスが良いらしい?)

安定した造形にはプラットフォームの水平出しは必須なので、ゼロ点学習はテキトウなところで妥協して、最終的な隙間の調整はプリント結果を見ながらプラットフォームの高さで調整したほうが楽です。
プラットフォームへのレベリング機構追加改造は必須かと?

GCode Generatorは、Skeinforge(35)にしています。というか、この組み合わせじゃ無いと、うちの仕様だと動かない。


ReplicatorG4.0の右下のGenerateGCodeを押すと出てくる画面で、
 SF35-Thingomatic-HBP-MK6
を選択。


Settingタブですが、ここで普段いじるのは
 Object infill(%) 積層時に樹脂で隙間をどれだけ埋めるか
と、Use Raft/Supportのチェックと、Use support materialを形状によって使うかどうかぐらい。


ここでいじるのは、Material typeぐらい。


Extruder(樹脂押し出し部)の設定は特にいじる必要も無く


設定を決めて、
 Generate Gcode
で、Gcodeの作成が終わったら、
 Estimate
と言う機能でおよそのプリント時間を計算してくれるので必要に応じて造形時間の確認ができます。

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