2011年1月28日金曜日

3Dプリンター CupcakeCNC Mk5樹脂押出機のモーターが、動かなくなる~ その2

CupcakeCNC Ultimateの樹脂押出機(Plastruder)のモーターが止まってしまうトラブルが出るようになり・・・
 モータードライバーを作り直そうか?
 モーターを交換しようか?
 etc・・・

でも、
 モータードライブICの規格を見ると容量は足りているハズだし・・・
 モーターに直接12Vバッテリーを繋げば安定して動くし・・・
とりあえずモーターを分解してみました。

Makerbot CupcakeCNC 樹脂押出機モーターのコンデンサ

簡単に外せるモーターの裏蓋を外したところ、なんか大き目のコンデンサが、3つも入っていました。
メーカー定価$9ドルもしない安物モーターなのに・・・

異常時のデジタルテスターの挙動を合わせて考えると
 モータードライバーが容量負荷のせいで発振してね???

でも、コンデンサ容量測ったら約0.1μFだったのでDCモーターのノイズキラーコンデンサとしては標準的な値?
(だいたい0.01~0.1μFあたりが標準らしい?)

とりあえずノイズのことは後回しにして、コンデンサを取り外す (^◯^)

3Dプリンター Makerbot CupcakeCNC Mk5 Plastruderモーターのコンデンサ取り外し後

相変わらず邪道な手法ばかり考える (^^;


確認のため
ReplicatorGのコントロールパネルからモータースピードを指示してみる。

無負荷状態で、PWMの指示値を255から徐々に減らしていったら160ぐらいまでは耐えた。
回らない150から増やして行ったら180ぐらいから回るようになった。

初期の調子の良い時でも220を切るとモーターが回らなかったんだけど!?


それから1hほど、指示値200でほったらかしましたが安定しているので、この状態で様子見しよう。



その後、テストプリントをしていたら、樹脂押出機のモーターが止まった (T_T)
コンデンサのせいでモータードライバーが発振したせいではなかった?

テストプリントを続けたまま、オシロで1A,1B間の信号を計測。

カップケーキCNCモーター停止時波形


振幅800mVぐらいの50Hzの正弦波に、250mV振幅3kHzぐらいのノイズが乗っている感じ。

50Hzに関しては商用電源ノイズの可能性が高いですが、HDS1022Mという充電式のポータブルオシロスコープなので、オシロが商用電源ノイズを拾っている可能性は無いので、CNC側の電源から回りこみ?

3kHzに関しては、やっぱりモータードライバーが発振しているとしか???

0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の投稿